伝統の杵つき

加工場での餅つきが始まりました。
いよいよ餅の季節だ!と思うと、なんだか嬉しくなります。
今年もこうして同じ景色を見られること、そして一緒に作業させてもらえることに、嬉しさと感謝の気持ちでいっぱいです。
米どころ、水どころ の邑南町
邑南町は昔から「米どころ・水どころ」として知られています。
豊かな水、朝晩の寒暖差、そして冬に降る雪。
こうした自然の恵みと、農家さんが丁寧に育ててこられた手間や日々が重なって、邑南町のお米はこんなにも美味しいのだと感じます。
伝統の杵つき製法と熟成の技が生む、粘りとコシ
そんな、美味しい邑南町産のもち米を使って、今も変わらない製法で、地元の方々が餅を作り続けています。
水を加えずに杵で何度もつき、熱いうちに手のひらで押して揉むことで、煮崩れしにくく粘りとコシがしっかりとした餅に仕上がるのだそうです。
その手つきは、長い時間をかけて積み重ねてこられたからこその技だと感じます。
会話も弾ませながら手の動きは驚くほど速く、同じ厚さ、同じ形の餅がどんどんと並んでいきます。

加工場の風景

そんな餅を作る加工場の風景もとても魅力的です。
朝早く、まだ空気がひんやりとしているなか、せいろから立ちのぼる湯気。
雪が降ると、窓の外は一面真っ白な雪景色に。
他にも乾燥のために並べられた白くて丸い餅。
地元の方々が和気あいあいと餅を揉んで仕上げる姿。
この場所ならではの素敵な風景だなと、いつも心が温かくなります。
こうして仕上げられた餅は、味わいもやっぱり格別です。
まず「粘りとコシ」がしっかりあって滑らかな口当たり。雑煮に入れても煮崩れせず、汁とよく絡んで本当に美味しいです。
きな粉やあんことも相性抜群。
私は納豆餅も好きで、このお餅で作ると格別なのです。
もちもちの奥に、しっかりとした味わいがあり、どんな食べ方をしても美味しい!
合わせる相手のおいしさまで引き出してくれるそんなお餅です。
邑南町の美味しいお米と水、受け継がれてきた技術や人のつながりがあってこそ生まれる餅であり、こうした餅づくりが今も地域に残っていること。そして、地域の方々が長年続けられ、積み重ねてきた時間がこの美味しい餅を支えているのだと改めて思います。
これからの季節、道の駅などで見かけたら、ぜひ地域ならではのおいしさを味わってみてください。





