2025-06-27
―鮎の放流体験に参加―
今月、鮎の放流に立ち会うという貴重な機会をいただきました。
この日は、地元の小学校の授業の一環で鮎の放流が行われ、私もその学びの場に参加させてもらいました。
子どもたちは、小さな鮎が入ったバケツをそっと川に傾け、「元気でね」と声をかけながら送り出していました。
邑南町のきれいな川で五感を通して自然を感じ、楽しみながら学ぶ姿。
実際に鮎に触れ、川の冷たさを感じながら放流を行う姿からは、自然の中で育つ子どもたちのたくましさと、好奇心いっぱいのまなざしが伝わってきました。
本の中だけでなく、こうした体験を通して楽しみながら学べることは本当に貴重で、心に残る学びだと実感しました。
放たれた鮎の稚魚たちは元気いっぱいに水の中へと飛び跳ね、私も子どもたちと一緒に「元気でね」と声をかけながら、川へと送り出しました。
邑南町には、こんなふうに自然とともに学べる環境が日常のすぐそばにある。そのことの尊さと、この町の豊かさをあらためて感じた一日でした。
地域の方々への感謝
こうした貴重な体験の裏には、地域の方々の存在がありました。
今回の放流も、地元の方々が子どもたちに優しく声をかけ、教えている姿が印象的でした。
当たり前のように地域の自然や知恵を次の世代に伝えてくださっている皆さんのおかげで、この学びが成り立っているのだと感じ、あらためて感謝の気持ちが湧きました。
今回も、地域の方に誘っていただき、貴重な経験をさせていただきました。心より感謝いたします。