2024-07-25
貴重な仲間たち
外に少し顔を出しただけで汗をかいてしまうほどの真夏日が続く邑南町。
稲もすくすく育ち、セミの鳴き声が聴こえてくる。
夏の訪れを感じる。
さて夏の風物詩といえば、皆さん何を思い浮かべますか?
私は、高校野球ですかね。
島根県でも「甲子園」をかけた島根県大会が今まさに行われている。
邑南町にある、矢上高校は準々決勝で惜しくも敗れ、
結果はベスト8だった。
高校野球は、どんなに強豪校でも優勝はできないし、その逆もある。
選手が泥臭く最後まで諦めないからこそ、
試合終了まで目が離せない。
それが高校野球の魅力だと思う。
その姿が見る人に感動を与え、日々の活力へと繋がっている。
高校球児として「甲子園」を目指して結果を求めることは大事なこと。
その一方で、
「甲子園」を目指してチームとして戦ってきたその過程を私は一番大事にしたい。
日々の厳しい練習に皆で耐え、笑い合い、励まし合い、競い合った仲間たち。
経験した人でないと分からない気持ちも含めて、
同じ壁を乗り越えた人だからこそ、
理解し合えることもたくさんある。
困った時は、きっと助けてくれるし、
相談したい時は、相談にのってくれると思う。
高校卒業後も、経験を共にした貴重な仲間を大切にしてもらいたい。